はじめのマイオピニオン - my opinion -
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世界の感染症と闘うGHIT

 「 GHIT」とはGlobal Health Innovative Technology Fundの略称である。グローバルサウスをはじめとする世界の感染症と闘う日本の基金である。しかし単にお金を調達するのではなく、感染症の診断方法や治療薬の研究開発から、それを実際に感染している地域に人材と共に送り込む活動をしている。

 外務省、厚生労働省、さらにはUNDP(国連開発計画)などの国際機関からの公的資金、国内外の助成金団体、国内外の製薬会社などからの出資により運営費用を賄う。そのCEOは栃木県立宇都宮高校卒で、私の9年後輩の國井修氏である。

 彼らが闘っている感染症には、マラリア、結核、デング熱、ハンセン病、住血吸虫症など知られた病名もあるが、顧みられない20種類もの熱帯病があり、罹患者は世界で推計15億人にも達するという。

 先日も國井修氏と共に茂木外務大臣に面会したが、高い評価と積極的な協力をお示しいただいた。この活動は日本外交の重要な要素のひとつであるとともに、まさにグローバルな課題の解決を目指すものである。まだまだ認知度は低いが、これからも大いに活躍してほしいし、しっかり応援をしていきたい。

[ 2026.05.11 ]