はじめのマイオピニオン - my opinion -
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衆議院総選挙を受けて

 去る1月27日公示となった衆議院総選挙のため、しばらくマイオピニオンをお休みしていたが、今週から再開することとなった。当初は厳しい選挙が予想されたが、中盤あたりから有権者の反応が良くなり、結果は自民党の圧勝に終わった。

 勝因は二つあると思う。一つは女性初の総理大臣である高市早苗氏の高い支持率を、自民党候補が確実に票に結びつけたことだ。高市早苗を選ぶのかどうかが問われる、事実上の公選という場に持ち込んだことや、国論を二分するような困難な課題に取り組むという、積極的な政局運営に共感を覚える有権者は少なくなかった。

 もう一つは立憲民主党と公明党が合体して成立した中道改革連合の戦略的ミスが、自民党の地滑り的勝利をもたらしたことだ。名称も何を目指す政党なのかも分かりにくかった。辺野古の基地建設や原発是か非かと言った基本政策の擦り合わせも十分でなかった。選挙公示の5日前のスタートでは余りに拙速で、浸透もままならなかった。

 当初は自民党と連立し選挙協力も行ってきた公明党票が、完全に立憲側に流れてしまうと危惧されたが、一定の数が依然として自民党側に残ってくれたのに加え、参院選で参政党などに流れてしまった保守票が、自民党に回帰したことにも助けられた。

 いよいよ来週から特別国会が始まる。まずは来年度予算案の審議と早期成立が課題となるが、絶対安定多数を遥かに上回る巨大自民党としては、丁寧な国会運営が求められる。これまでの慣例を省略した審議促進は慎まなければならない。今の自民党に最も相応しい格言は「勝って兜の緒を締めよ」である。

[ 2026.02.17 ]