はじめのマイオピニオン - my opinion -
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新年のご挨拶

 令和2年の元旦、明けましておめでとうございます。元号は一足早く代わりましたが、干支も最初の子に戻り、新たな気持ちでスタートいたします。 

 昨年は台風被害が各地で発生しましたが、災害対応や景気先折れ防止のために、国費13兆円という大型の補正予算を組みました。令和2年度予算と合わせて早期の成立を図らなければなりません。

 また昨年後半には「桜を見る会」問題やIRに絡む不正問題、閣僚の相次ぐ辞任や簡保不適切勧誘など、政府の信用を失墜する案件が重なりました。最長不倒距離を記録した安倍政権ですが、ここに来て箍が緩んだのかも知れません。与党内において警鐘を鳴らす役割を担わなければなりません。

 私が今年取り組むべき政策は、次の通りです。
①人口減少に適切に対応するコンパクトシティの実現。
②働き手が減少してもGDPを減らさないための、経済分野における生産性の向上。
③科学技術イノベーションを盛んにするための、基礎研究のテコ入れと若手研究者の支援。
④医療・介護福祉関係者、民生児童委員、消費生活相談員などのネットワークを地域で構築し、高齢者や子どもの見守りの強化。
⑤地球温暖化防止に資する新たなエネルギー対策の構築。
⑥稼げる農業、環境に優しい農業、地域の活性化に貢献する農業の実現。
⑦今後の災害発生に耐えられるインフラの強靭化。
⑧成年年齢の引き下げを控えての、主権者教育、消費者教育、成人式のあり方、少年法の見直しなど諸準備の徹底。
⑨与野党の話し合いによる憲法改正の道筋を確かなものにする。
などです。 

昨年私は昭和54年の衆議院初当選以来、政治生活40年を迎えました。長年にわたる皆様のご支援のお陰です。これからも困難を抱えた日本の将来を、少しでも良い方向に向かうよう、最善を尽くして参ります。今年1年、皆様のご支援・ご鞭撻を宜しくお願い致します。 

[ 2020.01.01 ]