皆様、明けましておめでとうございます。地球温暖化の影響なのか、エルニーニョ現象のためなのか、暖かい冬となっていますが、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。 昨年は、ISによるパリの大規模テロや、中国の南シナ海をはじめとする海洋進出など、世界の秩序が崩れはじめている感がしました。しかし一方では、地球温暖化防止の新しい枠組みや、 TPP交渉の大筋合意など、新しい秩序も生まれようとしました。 私たちは今年の課題として、世界の秩序の崩壊を最小限に食いとどめる努力や、新たな秩序を生み出そうとする試みに力を与えなければなりません。 一方日本国内では、新たな安全保障法制の整備を巡って、国会内外が騒然としましたが、今後の実行にあたっては国際情勢の変化を注視しながら、また憲法との関係を配慮しつつ、慎重に対応することが求められます。 また少子高齢化の影響が顕著になってきました。我々に残された時間はあまりありません。まち・ひと・しごと総合戦略を躊躇なく実行するとともに、一億総活躍社会実現のため、 子育て環境改善や介護離職ゼロなど、政策を総動員しなければなりません。 今年も私は、本当に国民のためになる政策の実現のため、全力を尽くしてまいります。皆様のさらなるご指導・ご支援を、よろしくお願いいたします。 平成28年1月